サジタリウス杯:総括
皆様のサジタリウス杯はいかがでしたでしょうか。
わたしの結果はこちら
脚質は 5-1-2-1 と想定していたものに近い構成。
展開としては、序盤に追込群の前目につけたタマモクロスが "プロフェッサー+コーナー◎+金尻尾" で先行に詰め寄り、おそらく下り坂モードに入ったところで追込直線◎が発動して3位に上がって固有発動。そのまま終盤接続してリードを保ったままゴール。
一気は発動漏れしていたんですが固有が最強の接続をしてくれたおかげでうまく抜けてくれた感じです。
毎回緊張しながらレース見てますが勝てて良かったです。
最終編成考察
4日目は追込3で20勝しましたが、脚質傾向を見る限り若干不安がありました。
逃げの人数が 0.8 -> 0.7 -> 0.7 -> 0.5
で日を追うごとに減っており、先行仮逃げが通りそうなパターンが増えたからです。
先行仮逃げをなんとかするべく検証で練習を色々回した結果が以下の通り。
20戦 追込3 7-0-2-0 自チーム勝利=6 先行=7 追込=13 20戦 追込2逃げ1(蓋グルーヴ) 6-0-2-1 自チーム勝利=9 先行=1 追込=19
こちらは練習パートナーで流れてくる猛者レベルのキャラを突っ込んだ状態で回した練習結果です。
アンスキ搭載した先行聖オグリを2枚入れましたが、逃げ1入れることによって先行勝利数が激減しました。
この結果から、何らかの逃げを1枚は入れておくのが正解のように思いますが、自チームから逃げ1を出す場合は構成上の有利不利をどうしても受けます。
自チームで先行仮逃げをケアするために逃げ1採用すると...
■ メリット
- 仮逃げ先行聖オグリを潰せて、追込の勝率を上げられる
■ デメリット
- 自分以外が追込3を採用しているとエースの数で不利になる
- 相手に逃げエースがいると隊列が伸びた上に発射台になる可能性がある
となります。
ラウンド2の脚質傾向を考えると、逃げエースが来る確率はそこまで高くないと判断して逃げエースのデメリットは無視しました。
また追込エース枚数の問題ですが「対策せずに先行に逃げられて負ける」のと「対策した後に追込に負ける」のでどちらが納得感を得られるか?という点から考えて、やっぱりやれる対策をやってからにしたかったので今回は 逃げ1追込2 を選択しています。
次にどのキャラを抜くかになるんですが、これは即決でナリタタイシンでした。
タマモクロスが期間中に実装されたことにより、中盤速度固有持ちのキャラが「ゴールドシップ/マンハッタンカフェ/タマモクロス」と増えてしまい、タイシンが終盤突入時点で最後方になることが多かったからです。
後ろから捲れるようにと "迫る影+彼方" を搭載していましたが、中盤固有でポジションを上げて一気を発動させる追込組にはなかなか届かず、上に記載の練習回しでも勝つことはほとんどありませんでした。
採用されるキャラの変化により、タイシンはベンチへ下がってもらいます。(※通常スキルで中盤厚めに出来れば結果は違っていたかも)
逃げを採用しよう舵切りしたのが 12/25 AM2:00頃。そこから一番手っ取り早く作れそうだったのが逃げ蓋エアグルーヴだったので急いで育成した結果が上画像の個体。
後から考えると、桐生院入れて追込ためらい持たせた同ステくらいの水マル作った方がエース格の敵水マルも封殺できる確率が上がってよかったのかもしれません。
今回自分は「追込2/逃げ1(蓋)」にしましたが、環境としての安定最強格は「逃げエース2/+1」です。S+くらい仕上がった水マルウンスを練習で競り合いさせてみましたが後方脚質をほぼ完封してました。当分逃げ競りはトップ層の安定構成と考えてよいでしょう。
評価Sくらいを育成できる人ならば、今回の脚質分布を考慮して「追込2/逃げ1(準エース級)」または「追込2/先行1(聖オグリのみ)」あたりが勝ちにいける編成だったんじゃないかなぁと思われます。
サジタリウス杯:データ分析
おがテツさんの「数字でわかるウマ娘攻略」を頻繁に参考にさせていただいているんですが、自分も色々やりたいなと思いチャンミ後に表示される謎ランキングから100名分の出走馬データを取ってみることにしました。
さすがにスキルやステまでは難しいので、取得するデータは「名前」「脚質」「評価値」の3つに絞っています。
その結果がこちら
1ページ目が各取得値の割合をグラフ化したもの。
2ページ目はピボットテーブル化してキャラ+採用脚質を可視化したものと、ツリーグラフを表示させておきました。(※ページはフレーム左下の<>から移動できます)
こういうデータの組み合わせが見たいなどがあればコメントで書いておいてください。折を見てページを追加しておこうと思います。
出走ウマ分布:
全体300人中の割合が表示されてしまうので、トレーナー100人のうちどれだけ採用されているか?で見るなら単純に値を3倍すれば良いです。
ゴルシはやはり強いですね、約6割のトレーナーが採用してます。
大体10位くらいまでが「まあ見かけるよねー」って思うラインじゃないでしょうか。
脚質分布:
割合を頭数に掛けた実数値はこんな感じ
5.1 - 1.0 - 2.2 - 0.7
自分がカウントしたラウンド2の40戦分のデータ
6.1 - 0.8 - 1.6 - 0.6
若干ズレはあるもののそこまで大きな乖離はないように見えます。40戦分でもちゃんと分布をとっていれば、そこそこの目安としては使えそうなデータかなと思いました。
評価値分布:
前回のスコーピオ杯と比較するとこんな感じ
A:23 ⇒ 9
A+:155 ⇒ 144
S:107 ⇒ 139
S+:11 ⇒ 9
評価Sの出走数が大幅に増加。前回はデバフネイチャが有効だったのでA採用がそこそこいたようですが、今回はほとんどがA+以上になっているようです。今後もちょっとずつインフレしていくことを考えるとちょっと怖いですね。
もっと実戦的なデータはおがテツさんのレポートを待ちましょう!
余談1)シンプルに凄いと思ったウマ娘たち
今回は特に魔改造化がし辛かったと思いますが、その中でも特にすごかったなぁというものを紹介します。
その1:芝S距離Sスマートファルコン
今大会一番のやべーやつ、ちょっと意味が分からないです。赤因子が芝9長9だとしても育成スタート時にB-Bにしかならないんですが・・・
その2:距離Sカレンチャン
加速がないので勝利は難しいかもしれないが、賢さもB+まで上げてて凄い。
その3:距離Sフジキセキ
スタミナクリア、アンスキ+真っ向勝負+冬◎ 搭載。シンプル凄い。
余談2)サジタリウス杯ベストレース
サークルDiscordにて各メンバーのサジタリウス杯を観戦してたんですが、とある方のレースがとんでもなく熱かったです。
終盤突入時点ではかなり後方にいた追込スペシャルウィークが最終コーナーで固有とスピードスターを発動させ、最終直線で「全身全霊+神威+長直◎」を出してゴールドシップからハナ差勝利をもぎ取っていました。
あれは今日のベストレースにしていいくらいだと思います。ツイッターとかに上げたら多分伸びます。