アリエス杯予選結果+数字で見る傾向分析
アリエス杯予選の予選が終わりました。
いつもよりちゃんと数字を見たのでその結果を書いてみます。
■ 出走個体
好位追送やU=ma2など順位条件が必要な回復スキルをキーにした聖オグリを殺すため+差しの勝利条件である終盤6位を殺すために、自チームの編成は逃げ3にしました。
■ 予選結果
1日目:15-5
2日目:17-2
3日目:12-7
4日目:14-6
合計:58-22 勝率72.5%
ちょっと背伸びしてチャンミ頑張ってる勢くらいでしょうか。
■ 敗因分析
負け22戦の内訳はこんな感じ。
脚質別にするとこう
逃げの10回敗北は、完全な個体負けが数回あったがあとは出遅れやらポジキ負けが多かったように思う。ここは祈るしかないので若干諦め。
先行8回負けは全部聖オグリ。完全に仕上がった個体にノンスト無しで終盤直前に上がってきてそのまま差されるようなケースはほとんどなかった。
大体はノンスト発動して負けるパターン。逆に言えばノンストさえ出なければ勝つことが多かったように思う。
ウマ娘ラボのルネさんも同様な評価をされているようでした。
【ウマ娘】アリエス杯予選第2R簡易レポとサークル対抗戦で準優勝した話│ウマ娘ラボ
差し4回負けは完全にパチンコ。差しは終盤6位固定でアナボ彼方を発動することが絶対勝利条件となるが、4回のうち3回の負けは完全にそのパターン。差しまでの人数が5人の脚質分布になり、差しの先頭を取った個体が勝ちました。(1回は完全に謎負けで原因不明)
■ 脚質分布(自キャラ除く)
最終日で逃げが一番多く、先行が一番少なくなった。
おそらく中途半端な先行キャラが淘汰されて、先行聖オグリに収束していったものと思われます。
■ 評価値分布
ラウンド1のA+以下のほとんどは普通に育成して出走させて紛れ込んできた勢、ラウンド2のA+以下は大体がデバフ役として明確な役割を持っていました。
ラウンド2になると、20戦120個体のうち約半数以上はSS以上のキャラを提出できているようです。これを見るとやっぱりステインフレがヤバくなってきましたね。より一層適正Sとスキルで差を付ける必要がありそうです。
■ 対戦相手の脚質編成分布
今まで見てきませんでしたが、相手脚質編成も見てみました。編成についてはラウンド1はあまり参考にならないのと追込の勝ち筋がないこともありますので、以下の条件でカウントします。
- 追込が編成された構成は除外
- ラウンド2のみを対象
この条件設定により抽出対象となるのは40戦中32戦
上位3つの編成は確かに多いように感じました。このあたりを想定して自キャラの編成を組むと良いかも。
なお自キャラが逃げ3なので、もしこれらの編成に当たった場合に差しの勝ち目があるのは 0-4-1-1 or 0-4-2-0 のみ。保険ではない好位追走/U=ma2搭載聖オグリも5割くらい死にます。
また、逃げの枚数もチェックしました。今回は全80戦で見ます。
0人=13
1人=29
2人=15
3人=13
4人=6
5人=3
6人=1
自分以外の逃げが0になるレースは13回16.25%。これを多く見るかは人によると思います。
■ 差しの勝利条件を満たす脚質分布回数
今回の差しの勝利パターンは「終盤6位固定でアナボ彼方を発動すること」だと思っています。そのため、その条件を満たすレースの回数もカウントします。
1日目:2/20
2日目:3/20
3日目:5/20
4日目:6/20
自チーム編成が前脚質3で差しの勝ち筋を潰しに行ってるので、さすがに条件に合致するレースが少ないです。
差しの勝利を考えている方は、差し3編成にして仮逃げ先行聖オグリを引かないことを祈るしかないと思います。(もしくは大逃げ1差し2)
■ 総括
自チームの勝利条件は「逃げの競り合いに勝つ」「相手の聖オグリがノンストを出さない」のダブルな運要素が絡んできます。2連続でチャンミ負けてるしもうどうしようもないので、諦めて祈ります。
あとどうしても言いたいこと。
聖オグリ最強!最強!最強!これからの中距離以下のチャンミはすべて聖オグリを中心にメタが回ります。聖オグリの固有条件かスリーセブンがどうにかならない限り永遠にこの環境は続くと思います。
↓ワイトもそう思います
今回のチャンミはさすがにクリオグリゲーすぎて、「クリオグリ使わない人全員バ◯です」レベルなので、推しで勝ちたい人には辛い環境よな。
— ルネ (@ReneKuroi) 2022年4月25日
ちなみに、このままだと今後の中距離チャンミのほとんどがこうなります🐴#ウマ娘